子供部屋はどう収納するとよいのか

我が家は都内のいわゆる狭小住宅です。
決して広くない自宅を、どう暮らしやすく整えよう?というきっかけで整理収納を学び始めました。
最近では“整理収納”は雑誌で特集されていたり、テレビ番組などでもよく取り扱われているので、簡単に学べる機会も多いと思います。

でも実際に“お片付け”をきちんと教えてもらったという人は、ごく僅かだと思います。生活する上で、人は必ず“お片付け”を避けては通れないので、学校の授業として家庭科に盛り込まれたり、必修科目になればいいのになぁと密かに思ってます。

先日、子供部屋のお片付けをさせていただきました。
小学校5年生の女の子、2年生の男の子の子供部屋のご依頼でした。お母様を含め3人にカウンセリングをさせていただき進めました。

困っている事

◆モノが多くて収まらない
◆モノが探せない
◆友達が来ても遊ぶスペースがない
◆子供が片付けをしない(お母様から)

子供部屋BEFORE

BEFORE

困っている事から狙い・ゴールを設定します。

◆モノを減らしてスッキリさせる
◆欲しいモノがすぐ見付かる
◆友達を呼んでゆっくり遊ぶ
◆片付けしやすい部屋にする

 

STEP1 必要かどうかを区別する

これはお片付けの基本ですが、最初にきっちりしておかないと始まりません。目指すのは“必要なものだけ”なので、まず不要なものを取り除きます。
子供たちもちゃんと話を聞いてくれ、自分たちでしっかり判断してくれてました。

STEP2 モノの分類

カテゴリー別に分けます。これはモノに指定席を与えてあげる上で大切なステップです。

STEP3 模様替え

フリースペースを確保する事と、地震など万が一に備え、背の高い家具は子供たちが座るラグと離れた場所へ移動しました。

STEP4 収納の分析

家具をしっかり採寸し、最適な収納用品を提案します。
予算などもあるので、ご家族で話し合い、次回までに用意していただきます。

STEP5 指定席の完成

事前に区別した“必要なもの”のみを収納場所へ収めます。
子供の背の高さや生活導線、使用頻度なども考慮し決定します。
テプラなどでラベリングすると、遊びに来たお友達でも簡単にお片付けが出来てしまいます。

子供部屋BEFORE

BEFORE

子供部屋整理収納

AFTER

 

指定席は永遠ではありません。
定期的に見直してみてください。

 

続編はこちら

 

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