整理とは思い込みを外すこと

 

ブログにお越しいただきありがとうございます。

整理収納アドバイザーの上野景子です。

困ってるママさんを助けたい!と37歳で会社を辞め、お片付けの道に進みました。

 

 

 

 

ヘッドホンスタンドとして使うため、バナナスタンドを買いました。

ある日、バナナを買ったので吊るしてみました。

 

 

これを見た娘は、

 

あ~、バナナが可哀想!!!!

 

 

バナナはこれが楽なんだよ~と教えたのですが、本当にそうなのか?!

 

 

 

モノが捨てられない理由はさまざまです。

そして、必要な理由もさまざまです。

お客様のお宅で、整理を行う時。

私はアドバイスしか出来ないのです。

アドバイザーと名乗ってるので、アドバイスする事が仕事であるのは間違いないのですが…

収納はお客様なりのカテゴリーさえきっちり済めば、お客様がその場に居なくても一般的な使いやすい収納にはしてあげられます。

もちろんその方の個性(使い方や生活パターンなど)があるので、節目でヒアリングはしながらとなります。

残念ながら整理は代わってあげられないのです。

 

 

先日、お客様と一緒にベルトの整理をして来ました。

 

 

2人のお子さんを育児中のため、出産後はなかなか使う機会が無くなったそうです。

それにしても、すごい数のベルトです。

 

 

引越した時に詰めたままの段ボールから、全て一度広げてみました。

色や素材で分けて見ました。

タグがそのまま付いているものも。

 

 

ひとつずつ手に取り、本当に必要なのか?今後使うのか?を
真剣に考えてもらいました。

 

 

 

 

時間を掛けて、ベルトと向き合ってみると…

 

 

ここまで少なくなりました!

 

要るモノとして残ったベルトを仕舞っている時に、さらに使わないモノとして数個手放しました。

 

結局、手放せないという事は過去への執着
未来への不安なのではないかと思います。

 

過去への執着とは、

高かったから、使ってないから、もったいないから など

 

未来への不安とは、

いつか使う時が来るかもしれない、など

 

たまにお客さんに言われます。

前に、手放した直後に必要になる事が何度かあったから手放せないんです。

 

この現象ですが、私も不思議でした。

でも答えは簡単! 無意識に「使う場面を必死で探していた。」だけなんです。

 

ほらね、手放すとこうなるでしょ。っていうこれも過去への執着のひとつですね。

きっと本当は必要ないんです。事実、それまでは一切使う場面が無かったわけです。
おそらく、本当はそのモノを使う必要もなく、他でも代用できたかもしれないのに、わざわざ見付けてしまうんです。必要だった理由を。

 

替えがきくもの、また買えるもの、今使ってないもの、は
手放しても生活が揺らいでしまうようなことにはなりません!これは言い切れます。

モノに縛られ、過去に縛られ、未来を案じながら暮らすより、今の自分の生活を大切に暮らすべきです。

 

 

私も今、あらためて自分の持ち物を整理しています。

もっともっとスッキリと今を大切に暮らせるように…

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

MotherJAM 上野景子

 

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