頻度別収納でリビングとキッチンをスッキリ!

前回からの続きです。
まだの方はこちらからお読みください。

■【整理収納事例】家電の空き箱~いつかの売る時より今を優先!~

 

押入れに続いて、次はリビングスペースです。

リビングスペース

この四角ではない壁が斜めのお部屋を、どう使うのが一番使いやすいのかを悩みながら考えました。青いソファベッドを計測し、どこへ置くのが正解なのか…

 

 

奥の明るいスペースです。

こちらへは洋服、参考書、化粧品、工具、楽譜、ベース(ギター?)、スーツケース、アイロン、シュレッダーなどを収納してました。医療系のお仕事をされていて、参考書の類が大半を占めてました。その中で手放せないけど普段は使わないモノを押入れに収納出来た事で、スペースに余裕が出来ました。これを頻度別収納といって、良く使うものは取り出しやすいところへ収納すると生活が格段と楽になります。取り出す際のアクション数が少なく、導線などが短くなれば、当然使う時にも楽なのです。

 

<押入れに移動したもの>
大きなスーツケース
普段は使わない参考書
使っていないバッグ類
アイロン
シュレッダー など

 

空き箱が無くなった事で、たくさんのモノが生活スペースから押入れへお引越しする事が出来ました。

少し配置替えをしました。緑の大きな塊が見えますでしょか。こちらはお布団です。お部屋の中での存在感が大き過ぎたので、青いソファベッド横に移動しました。目隠しの布が緑色なので、もしかすると目立っていたのかもしれません。ベージュや白などにすると壁と馴染みやすくなります。

 

<BEFORE>

 

<AFTER>

 

BEFOREでは布団があった場所に、洋服を収納しているメッシュの引き出しを移動しました。こちらは引っ越し前に使用していたものだそうです。この中を整理する時間は取れなかったのですが、BEFOREでは下の段が引き出せるスペースが取れず、使用していない状態でした。まずは不要な洋服があれば手放す事はもちろんですが、BEFOREで空いていた下の段にも収納する事で上に積み重なっている洋服もきれいに収まると思います。メッシュなので通気性は良いのですが、当然ほこりも入ります。こちらにも白か生成りの薄い色の布などで埃除けをする事をお勧めしました。

 

キッチンスペース

睡眠1時間で断捨離を頑張ってくださいました。その証が床に並んでおります。

通常は5時間1箇所を目安としておりますが、お客様のご希望で数か所という場合もあります。ワンルームなどで一人暮らしのお客様の場合、全体を満遍なく片付けて欲しいというご希望が多く、時間の使い方をいつも考えてしまいます。今回はキッチンが最後になってしまいました。

拭き掃除とモノの場所を整えるだけになってしまいましたが、とてもスッキリ見えるようになりました。

 

<BEFORE>

 

<AFTER>

 

 

今回のお客様は作業中にお電話でモノの要不要の確認をしたりと、ある方に色々と相談をされていました。そういった場合は、おそらくお部屋を一緒に使う時間も多いと思うので、模様替えについても同じように相談して進めた方が良いと思います。ですので、模様替えや配置換えのアドバイスを残して帰りました。

お客様によって色々なやり方があり、皆様が同じゴールを目指している訳ではないので、理想の生活というのは様々です。毎回違うゴールに向かって様々な収納法やサービスを提供しているのですが、どんなお客様にも対応出来るよう、これからもたくさんのお客様と繋がって行きたいと思いました。まだまだ修行をせねば!

 

※注意) 画像は許可をいただいた方のみ公開しております。

 

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