キッチンの引き出しはどう収納すべきか?
キッチンの整理収納事例をブログにアップすると、アクセス数がいつもよりグンと伸びます。それだけ皆さんがキッチンの収納に困っているという事だと思います。キッチンはモノの種類がとても多いので、一番難しい場所だと思います。今回はキッチン収納のビフォーアフターを紹介します。
ゴールデンゾーン1段目
屈んだり脚立を使ったりせず、立ったままの体勢でモノの出し入れが出来るエリアをゴールデンゾーンと呼びます。楽にモノの出し入れが出来るため、何でもとりあえず入れてしまい乱れがちな場所です。
BEFORE
お鍋やフライパン以外の調理器具をここへ収納しているお宅は多いです。ただ、全ての調理器具をこの引き出しに収めると、必ず溢れます。調理器具を使う頻度に分け、1軍のみをこちらへ収納すると便利です。
例えばこんな感じです。
1軍
菜箸、おたま、菜箸、フライ返し、軽量スプーン、キッチンばさみ、ヘラ、ピーラーなど
2軍
頻度が低いおたま、泡だて器、トング、チーズクレーター(パスタ時のみ)、温度計、おろし器など
これは調理をする方の基準になります。同じおたまの中でも使用頻度が違う場合も多く、登場回数で決めてください。スペースに余裕があれば同じ引き出しにある事がベストです。
BEFORE
AFTER
モノの数が減ったのが一目瞭然です。今回はそのまま引き出しに並べました。なかなかピッタリ来る収納ケースが見付からない場合は、滑り止めを敷いた上に並べるだけでも十分です。
この引き出しにスーパーやコンビニで貰ってくる割りばしやストローを入れているお宅があります。収納に関しては問題ないのですが、その数が問題です。延々と集めている方が多いのです。きっとこれからも同じように増えて行くモノなので、それに負けないように使うか、潔く手放しましょう。使わないモノのためにスペースを置いておくのは考え物です。
ゴールデンゾーン2段目
2段目の引き出しです。こちらもゴールデンゾーンになります。カトラリーと高さの問題で1段目に入らなかった調理器具を収めました。
BEFORE
AFTER
軽量カップを必要以上に持っている方、結構多いのではないでしょうか。理由を尋ねると、使用しているのは1、2個で、あとは家電の付属品という答えが返って来ます。何かにセットで付いていたものは、捨てにくい心理が働くため、皆さんつい持ち続けてしまいます。例えば、洗濯機の風呂水ホース、炊飯器のしゃもじ、軽量カップなどがそれに当たります。今使っていなければ、今後も使うタイミングが来る可能性はとても低いです。そういった家電の部品は別売りもしているので、いざとなれば買う事も出来ます。替えが利く商品は手放しても構いません。
コンロ台の下
流し台下にあった調味料、コンロ脇に置いていた油などを収めました。火を使う時に使用するものは主にここにまとめました。
BEFORE
AFTER
コンロの壁側にある調味料入れを活用してない方が結構居ます。こちらのお宅は右側にありますが、これはコンロは壁からの距離を15センチ以上離すという消防庁の条例で、大概のお宅にはある収納です。先日、私が開けたのを見て初めて知った!というお客様がいらっしゃいました。やっぱり、プロの人に来てもらって良かった~と言っていただいたのですが、今日の一番の収穫のような感じで扱われると、内心複雑です…
流し台の下
ボウル、お鍋(お水を入れて使う調理器具)、ラップ、生ごみ袋などを収めました。
BEFORE
AFTER
ボウルの収納に困っている方が意外と多いです。キッチン台で使用する事がほとんどなので、出来れば近くに収めたいのですがスペースの問題で難しい場合は仕方ありません。スペースは限られてるので、ある中のベストな場所に収めてください。今回は流しの下へ指定席を作る事が出来ました。
ラップやアルミホイルはファイルボックスやファイルスタンドを使用し、立てて収納しました。ストックが多いと収まらないので、ラップ大小、アルミホイルなどのスタメンはすぐ手に届く場所、その他頻度の低いモノやストックは調理器具と同じ考え方で2軍として別の場所へ収納しましょう。
今までキッチンの引き出しについて詳しく紹介した事が無かったので、時間を掛けて書いてみました。この他にも細かいモノの収納や手放し方など、まだまだ書き切れてない事がたくさんです。
ビフォーアフターはお客様が了承してくれた画像のみを公開をしています。意外とたくさんの方に快く了承いただけるので、たくさんの未公開ビフォーアフターが発表を待っています。ただ、私の文章が追い付かず…早めに発表出来るよう、うまく時間を作れるよう日々必死なのでした。
整理収納サービスはこちら
整理収納事例はこちら
お問い合わせはこちら
ランキング参加中!
宜しければclickお願いします。