押入れの片付けのコツ~持ち物を全て把握する~
押入れのお片付けに行って来ました。
当初は、家全体をざっと整理収納というご依頼でした。到着後、一通り収納を案内してもらうのですが、押入れだけはどうしても見せてくれませんでした。
扉が完全に閉まらない感じが余計に気になります。
押入れを諦めて、まずはキッチンの戸棚を進めましょうか!と話していたところ、お客さんが納得したように一言。
押入れ見るのもお仕事ですもんね。
そこを心配していたとは…
はい、絶対に興味本位では無いです!!
という事で、押入れを公開していただきました。間違いなく今日やるべき場所は押入れでした。
BEFORE
見せたくなかった気持ちも分かります。ここを自分で進める勇気はない。やるなら今しかない!と気付いてくださいました。間に合って良かったです。指定席など無く、開いてる場所にとりあえず押し込んでいたようです。押入れ全体がとりあえずの場所になっていました。
この掛け布団。ぶら下がっているのか、洋服の肩の上に乗っているのか…
まずはモノ全体を把握するため、分類をしつつ下の段から出していきました。
必要かどうかの整理をしていると、手放せるモノがたくさん出てきました。このお宅ではこの押入れが一番大きな収納スペースです。ここを有効に使えるかどうかで生活のしやすさが全く違って来るはずです。
必要なモノだけになった状態で、全てのモノの指定席を決めて行きます。
上の段
布団、浴衣、季節の飾り、ぬいぐるみ
真ん中の段
掛ける服、アイロン、アイロン台
下の段
シーズンオフの服、バック、スキー用品、シーツ・カーテン(予備)、端切れ(裁縫用)
まずは私がアイディアとして決めた案をお客様に提案し、実際にどのように使うのかを一緒に考えながら微調整をすると指定席の完成です。お昼の休憩中に考える事が多いので、午前中は整理とモノを出す時間、午後から収納作業となるパターンが多いです。
BEFORE
AFTER
下の段は新たな収納用品があった方が使いやすいので、衣裳ケースをアドバイスさせていただきました。当日は仮置きで指定席だけ作り完成です。
一番上の段は、このように出し入れの頻度が低い布団などを収納しました。
感想が届きました。
押入れを片付けてから、モノがどこのあるかすぐ分かり、とても気持ちが良いです。キッチンにある収納も全て整理しました。食器も使っていないモノは全て処分しました。うちはモノが多いと思っていたのですが、整理したらスペースがスカスカになってしまいました。これからは本当に必要で使うモノだけを買いたいと思います。
今回のお客様が片付けようと思ったきっかけは、他のお宅がとても綺麗だったのを見て我が家も片付けたい!と思ったのだそうです。今回のお片付けをきっかけに、今は家中がスッキリしてきているそうです。元々モノが多いお宅では無いので、きっとさらにスッキリした空間が増えていくと思います。
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