長く大切に使えるもの
いつもブログにお越しいただきありがとうございます。
整理収納アドバイザーの上野景子です。
娘の1歳の誕生日プレゼントは、一生使えるものにしたい!と主人が考えに考え、「つげの櫛」にしました。
1歳の誕生日って、お祝いも盛大にするので特別でした。
上野にある「十三や」のものを選びました。
便乗して私も買いました!
それから4年半、毎日髪をとかしています。
先日、お手入れをしてもらいにお店に行って来ました。
専用のケースもボロボロになってきたので、新しいものを選びに行きました。
左のシンプルな方が私のケース、右のお花柄が娘のケースです。
買ってまもなく口に入れてしまい、早々にボロボロになりました。
そこから4年半、よく持ってくれました。
上野駅から歩いて10分弱、開店の10時と同時にお店に到着!
他にお客さんも居なかったので、ゆっくりとお話を聞くことができました。
お手入れを待ってる間にケース選びです。
行ったタイミングによりその時ある柄が全然違うので、これもご縁です。
今回はピンク系を選びました。
月に1回ほど、椿油やオリーブオイルなどを付けて歯ブラシでお手入れをすることで、つげ独特のあめ色に変わっていくそうです。
ただ歯ブラシはブラシが柔らかすぎるのか汚れが落ちにくく、頻繁にはお手入れできていませんでした。
お手入れ不足により、持って行ったクシは少し乾燥していたそうです…
これからもずっと大切に使いたいので、専用のお手入れブラシも買いました。
馬の毛なので硬く、汚れなども取れやすいそうです。乾かす時のためにヒモまでついてるという気遣い!
お手入れにも力が入りそうです。
このようにじっくり選んだものを大切に使っていると、とても心が満たされます。
ケースを新調したり、お手入れをしてもらったりと、みんなで大切に使っているという感覚になります。この伝統を守り続けて欲しい!なんて帰り道に感じました。
こちらは普通のおじさん。ではなく職人の方です。
(甚平とか着ると雰囲気でる気もするが、ありのままがいいんです!)
なんと、今は購入まで4カ月待ちだそうです。
お2人に削られるのを待っている柘植(つげ)がこんなにたくさん。
この後、せっかく上野へ来たのでランチを楽しんだのですが、新しいケースやお手入れされたクシを何度もバックから出しては眺めてしまいました。
しまいには出し入れが面倒になったのか、テーブルの隅に立てて置き、いつでも見られるようにしていました笑
気に入ったものを大事にすることは、究極にしあわせな気持ちになれることなんじゃないかと、寝る前にもクシとケースを眺めていました。
えっ!
(トランプ散らかってます。)
ケース小さくない?
クシの先が収まっていません…
翌日連絡してみると、どうやら我が家のクシは特注サイズのようでした。
店頭にあったのがそれしかなく、髪をとかした感じも心地よかったので、それを選びました。
ケースを送り返し、新たに作ってくれることになりました。
同じ生地がありますように…
こうやって届くのまでの間も楽しみです。
娘はボロボロになったケースをまだまだ使いたい!と交換したくないようでした。
それまでは私が大事に保管しておこう。
「安くて十分なもの」と「高価でも長く使えるもの」を使い分け、自分にとって快適な生活を過ごしていけるよう、必要なモノを選んでいきたいと思いました。
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